#RelationshipGoals

チャプター7: 結婚



結婚生活には多くの要素が詰まっています。それは単に「はい、誓います。」と言う事やハネムーンを計画する以上のことです。結婚式当日は素晴らしい一日であることには違いありませんが、結婚生活は一生のことで、それは長い年月を2人が共にし「一心同体」になるという意味を学ぶことです。

ここにある「一体」とは、体、魂、霊が混ざり合う事を意味します。それは、あなたの愛や奥深くにある願望や夢を解き放ち、表に出すことを意味します。また、あなたの配偶者へ最高のギフトである、あなた自身を捧げるということを意味するのです。まさしく2人は 「愛しているよ」という思いを、最も親密な形でコミュニケーションしているのです。神様は結婚という関係の中で2人が一体となるものとしてセックスを創りました。

 

質問 1

クリスチャンの結婚生活においてセックスはどれぐらい重要ですか?

答え 1

ものすごく重要です!ひとたびセックスというギフトを、結婚生活の中で開いたら、そのギフトを頻繁に育て、探求し、満足のいくものにしていく必要があります。友情だけ、またはセックスだけで2人の関係を満たすことはできません。しかし、素晴らしい友情関係に性的な親密さとが加わることで、強く、また、満たされた結婚生活を建て上げていくことができるのです。

 

質問 2

結婚したカップルはどのぐらい頻繁にセックスをするべきですか?

答え 2

統計は、週に2、3回のセックスが満足のいく頻度であり、また2人の関係を育むのに良いことを示しています。もちろん、セックスはアドベンチャーであり、それぞれのカップルが自分たちにとってのベストを見つける必要があります。もし2人のうちのどちらかでも満足していないのであれば、セックスの頻度についてどのように改善できるかを2人で話し合うべきです。生活のスケジュールを変えてみたり、2人が親密に過ごす時間をきちんと計画したりすることで、結婚生活においてとても重要なこの分野の優先順位を高めていくことができます。きちんと時間を作り、そして努力をしましょう。これはとても、とても重要です!

 

参照:ロマンチックなしぐさは個人的でそれぞれの人の好みに基づいています。Dr.Garry.Chapmanはこの愛の表現をラブランゲージと呼んでいます。これについてより詳しく知りたい方は、Dr.Garry.Chapmanの‘The Five Love Languages’をお読みください

 

結婚生活の中でのセックスを避ける人は、自分の人生に混乱を生むような出来事が過去にあったり、もしくは、酷い性的経験、レイプや性的虐待を受けたり、友達や兄弟から何かしらの性的な体験を過去(幼少時代や思春期)に受けてしまったことが考えられます。このような出来事はセックスに関して混乱を生みます。そして私達の素晴らしい創造主が作ったセックスを美しく、楽しく、また、満足いくものとして見るのではなく、性犯罪者からの恐怖や脅し、また、仲間からのプレシャーに支配された経験と結びつけてしまうことがあります。しかし、素晴らしいニュースがあります!それは、私達の素晴らしい創造主はそのような過去からの傷を癒すことができるということです。

 

質問 3

銀行口座は共有する必要がありますか?

答え 3

もちろんです!結婚とはあなたの収入も銀行口座も相手と一緒になるということです。お互い(夫も妻も)が全ての銀行口座の情報や金銭に関わる情報を見ることができるようでなければなりません。

 

質問 4

私はクリスチャンではない相手と結婚していますが、どうすればよいでしょうか?

答え 4

このような場合、聖書ではその相手との結婚に留まるようにと励ましています。ただし、そのクリスチャンでない相手があなたの元を去っていく場合は、その相手を去らせなさいと書いてあります。また、相手から暴力を受けたり、相手があなたを裏切って不倫をした場合も、その相手を去らせなさいと書かれています。

もし相手がクリスチャンでも、クリスチャンでなくても、不倫をしているなら(性的不道徳を行う場合)、 あなたにはその相手と離婚する理由があります。

もちろん神様は結婚を愛し、守ってくれます。だから私達はできる限り結婚の歩みを続け、相手にとって最高の自分になれるように努力することが大切です。

 

結婚へのアドバイス

1. 神様を中心に置く

神様はあなたの心を丸ごと求めています!あなたは結婚は2人の関係から成り立つものだと思っているかもしれませんが、実はあなたの結婚に目的を与えてくれる必要不可欠な存在がいるのです。それはイエス・キリストです。イエスはあなたの人生に最高の計画を持っていますが、初めに自分の夫・妻よりも、まず彼を一番とすることを願っています。それは夫婦の間から愛を奪い取るのではなく、逆に、イエスがあなたにもっと愛を注ぎこむことによって、あなた自信が満たされ、そ満たされた愛によって自分のパートナーを愛することができるようになるためです。そのようにして、満ち溢れる愛をあなたの配偶者と分かち合うことができます。

 

2. 愛を結婚の土台とする

なんて素晴らしい土台なのでしょう!

男性の皆さん!妻を愛するとは、自分勝手な願望を相手のために捨てる、いわば犠牲にするということです。このような愛は女性のハートを掴みます。もし、あなたがこのような愛を持つことができれば、妻はあなたをいつも賞賛と尊敬の眼差しで見ことでしょう。もし、あなたが自分の両親を結婚の良い手本にすることができないなら、イエスを良い模範として学びましょう。

そして、妻に「愛しているよ」と毎日言ってください。もしあなたが、自分の家族から「愛してるよ」とほとんど言われずに育った場合、最初は言葉にするのが難しいかもしれません。また、嘘っぽく感じたり、異文化的に感じたり、あまりしっくりとこないかもしれません。しかし、努力して言い続けることで自然になり、完全にあなたの誠実さの一部となります。

この聖書箇所から、男性は尊敬されること(それを伝えること)で、愛を感じるということがわかります。大きな報酬を持って夫と向き合い、子供やあなたの周りの人達の前で夫の良いことを話しましょう。夫は多くの決断に直面し、神様からの答えを必要とします。だから彼のために祈り続け、彼を信じ続けましょう。

 

3. 性的ピュア(清さ)を保つ!

もしあなたが独身の時に性的な分野においてピュアを保つことができたら、結婚した後もピュアであり続けることができるでしょう。結婚には性的ピュアさが必要です。お付き合いの段階でお互いを清く保ち続けることで、2人の間には信頼と安心、忠実さが育まれていきます。そしてそれを結婚生活へと持ち込んで行くのです。このことによって、お互いが正しい境界線を持っていることを知ることができ、あなたの配偶者が自分以外の誰かから誘惑を受けたとしても、その誘惑を避けることができると信じられるのです。

 

4. 結婚生活にはポルノを持ち込まない!

ここの箇所では、「雑誌の中の胸があなたを満足させる」とは書かれていないのです。この世が売り込もうとしている性的イメージに決して惑わされないでください。あたかも満足できるかのように見えても、得られるものは何もありません。ポルノはあなたの結婚生活を破壊してしまいます。どんな女性であっても、自分がポルノの画像の次に愛されていることを好む女性はいません。

 

5. 結婚生活の中でセックスに対する情熱を燃やし続ける!

結婚生活においてセックスは必要不可欠です。お互いが日常的に性的親密さを保つ決意をすることは、この性的イメージが氾濫している世の中で生活する上で、2人の最強の防御法(守り)となります。結婚生活の中でこの分野を決して軽視してはいけません。例え後に子供を授かっても、子供は神様からのギフトであって、決して2人の性的親密さにとって代わる存在ではないのです。もちろん、ビデオゲームや社交的な活動も2人の親密さに代わる存在となってはいけません。

 

6. チームワークを持つ

あなたは配偶者の最高のチアリーダー(サポーター)でいましょう!良い時を共にお祝いし、辛い時には共に悲しみ、自分の失敗や欠点を認識し成長していきましょう。

 

7. 問題はすぐに解決しましょう

この聖書箇所は私たちが怒りの感情を素早く(その日が終わる前に)解決するようにと教えています。怒りの感情を持ったまま、毎日を過ごし続けることは良くありません。このような状況は苦味を生み、相手を赦すことができない状況へと発展していきます。怒り続けることは自分の決断であることを知っていますか?あなたには、怒りを抱かないという決断や相手を赦すという決断をすることができるのです。(それはその日中に、または、それ以下の短い時間でできます。)あなたには、自制心がないわけではありません。しかし、あなたが怒ったままの状態でその怒りを留めておけば、あなたは相手との健全な関係を築き上げることにダメージを与えます。怒らないという選択をすることは、きちんと対処しなければならない問題があるにもかかわらず、、それを無視して何事もなかったように振舞うということではありません。反対に、あなたが実際に問題に対処する必要がある場合、落ち着いて話し、知的に問題を解決に導きましょう。問題を早い段階から対処することでそれが大きくなることを防ぎます。

 

8. 相手を赦し続ける

相手を赦すということは決断です。あなたが赦したいかどうかという感情によらず、聖書は私たちに赦すようにと励ましています。誰も完璧な人はいないので、私たちは常に相手を赦すか赦さないかの決断に直面しますが、特に結婚生活においてはそれがよく起こります。私は何度、相手を赦さなければならないのでしょうか、と疑問に思いませんか?

ペテロ自身は自分のことを十分に寛大だと思っていましたが、イエスにとっては十分ではなかったのです。

失敗や過ちを記録し続けることとは、誰かが自分に対して行った誤りや悪い行為を、私たちの頭の中(記憶を保存する場所)で何度も何度も思い巡らし、私たちが前進するのを妨げたり、その記憶の保存場所に新たなもの(間違い)を加えていくことを意味します。聖書には、はっきりとそのような過ちを記録し続けてはならないと書かれています。相手を赦すとは、問題や、自分に対してされた間違った行為、その相手そのものから逃げるということではありません。安全が脅かされる場合は、私達は怒りや問題を対処することから、いったん安全な距離をとる必要があります。多くの場合、私たちが自分にされた嫌な行動や言葉で、自分がそれをどう感じたかを解決しようとする時、その相手の動機は全く違うところにあったということに気づかされ、問題が早く解決されることが多いです。そして、もしあなたが逆に相手に悪いことをしてしまった場合は、「ごめんなさい」と謝ることが問題解決を早めてくれます。私たちが自分の行動に対して責任を取る時、特に自分が悪い時に、謝ることはとても難しいことですが、謝ることによって問題から熱と痛みが完全に取り除かれます。

最後に、赦すことにおいて寛大になりましょう。それは相手を解放することでもあり、神様が私たちに望んでいる最高の人生を送るためであり、怒りや苦味から解放され自由な人生を送るためです。

質問

結婚生活の中で、問題解決のためにできる3つのことを上げてみましょう。

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