私たちは不完全な世界に暮らしています。良い人にも、悪いことが起こるのです。だからこそ、神様は私たちを全ての間違いや傷から救い出すために、介入され、ご自身のひとり子をこの世に送ってくれました。イエスは私たちの砕かれた人生を、ご自身のいのちと引き換えて下さったのです。イエス様は、平凡な生活を与えようとしているのではありません。愛と喜び、平安と癒しの人生を与えてくれています。誰でもイエスに助けを求めるなら、癒しが与えられます。
質問 1
もし過去にセックスを経験してしまっていたらどうしたら良いですか?
答え 1
この世の中では、結婚前に処女や童貞を捨てなければならないというプレッシャーを感じることがあります。ある程度の年齢になってからクリスチャンになった人は、それまで、神様が結婚とセックスをデザインしたことを知らなかったはずです。過去に起きたことに後悔を感じてしまうのは普通のことです。
あなたの過去がどれほど悪いものであっても、あなたがどれほど自分が最低だと感じていても、神様はあなたを赦し新しいスタートを与えてくれます!たとえあなたの過ちが妊娠という結果をもたらしていたとしても、また、多くの人とセックスをしていたとしても・・・ イエスだけが人々に純潔を取り戻す力を持っています。あなたが「イエス様、私の古いやり方を赦してください。あなたの生き方を選びます。」と言う時、イエスが あなたの人生に入り、あなたがしてきた全ての間違いを赦してくれます。あなたはイエスの目に清い存在となるのです。
もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、全ての悪から私たちをきよめてくださいます
「さあ、来たれ。論じ合おう。」と主は仰せられる。「たとい、あなた方の罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。たとい、紅のように赤くても、羊の毛のようになる。」
つまり、あなたは完全に新しい者となって、結婚生活に入っていくことができるのです!
癒しを必要としているもう一つのグループがあります。このグループの人々も、過去に性的な経験がありますが、彼らは性的虐待の犠牲者です。この人々は犠牲者ですから、赦しを受け取る必要はないですが、絶対に癒しは必要です。なぜなら、本来取り去られるべきでなかったものが取り去られてしまったからです。神様はそれを取り戻したいと思っています。
タマルのストーリーを読みましょう :
(1) その後のことである。ダビデの子アブシャロムに、タマルという名の美しい妹がいたが、ダビデの子アムノンは彼女を恋していた。
(2) アムノンは、妹タマルのために、苦しんで、わずらうようになった。というのは、彼女が処女であって、アムノンには、彼女に何かするということはとてもできないと思われたからである。
(3) アムノンには、ダビデの兄弟シムアの子でヨナダブという名の友人がいた。ヨナダブは非常に悪賢い男であった。
(4) 彼はアムノンに言った。「王子さま。あなたは、なぜ、朝ごとにやつれていくのか、そのわけを話してくれませんか。」アムノンは彼に言った。「私は、兄弟アブシャロムの妹タマルを愛している。」
(5) ヨナダブは彼に言った。「あなたは床に伏せて、仮病を使いなさい。あなたの父君が見舞いに来られたら、こう言いなさい。『どうか、妹のタマルをよこして、私に食事をさせ、私に見えるように、この目の前で病人食を作らせてください。タマルの手から、それを食べたいのです。』」
(6) そこでアムノンは床につき、仮病を使った。王が見舞いに来ると、アムノンは王に言った。「どうか、妹のタマルをよこし、目の前で二つの甘いパンを作らせてください。私は彼女の手から食べたいのです。」
(7) そこでダビデは、タマルの家に人をやって言った。「兄さんのアムノンの家に行って、病人食を作ってあげなさい。」
(8) それでタマルが兄アムノンの家に行ったところ、彼は床についていた。彼女は粉を取って、それをこね、彼の目の前で甘いパンを作って、それを焼いた。
(9) 彼女は平なべを取り、彼の前に甘いパンを出したが、彼は食べようとしなかった。アムノンが、「みな、ここから出て行け」と言ったので、みなアムノンのところから出て行った。
(10) アムノンはタマルに言った。「食事を寝室に持って来ておくれ。私はおまえの手からそれを食べたい。」タマルは自分が作った甘いパンを兄のアムノンの寝室に持って行った。
(11) 彼女が食べさせようとして、彼に近づくと、彼は彼女をつかまえて言った。「妹よ。さあ、私と寝ておくれ。」
(12) 彼女は言った。「いけません。兄上。乱暴してはいけません。イスラエルでは、こんなことはしません。こんな愚かなことをしないでください。
(13) 私は、このそしりをどこに持って行けましょう。あなたもイスラエルで、愚か者のようになるのです。今、王に話してください。きっと王が私をあなたに会わせてくださいます。」
(14) しかし、アムノンは彼女の言うことを聞こうとはせず、力ずくで、彼女をはずかしめて、これと寝た。
(15) ところがアムノンは、ひどい憎しみにかられて、彼女をきらった。その憎しみは、彼がいだいた恋よりもひどかった。アムノンは彼女に言った。「さあ、出て行け。」
(16) 彼女は言った。「それはなりません。私を追い出すなど、あなたが私にしたあのことより、なおいっそう、悪いことです。」しかし、彼は彼女の言うことを聞こうともせず、
(17) 召使いの若い者を呼んで言った。「この女をここから外に追い出して、戸をしめてくれ。」
(18) 彼女は、そでつきの長服を着ていた。昔、処女である王女たちはそのような着物を着ていたからである。召使いは彼女を外に追い出して、戸をしめてしまった。
(19) タマルは頭に灰をかぶり、着ていたそでつきの長服を裂き、手を頭に置いて、歩きながら声をあげて泣いていた。
(20) 彼女の兄アブシャロムは彼女に言った。「おまえの兄アムノンが、おまえといっしょにいたのか。だが妹よ。今は黙っていなさい。あれはおまえの兄なのだ。あのことで心配しなくてもよい。」それでタマルは、兄アブシャロムの家で、ひとりわびしく暮らしていた。
18-19節ではタマルが失ったものに対する彼女の悲しみを描いています。彼女は未婚の王女が着る美しい服を裂き、頭に灰をかぶりました(これはユダヤの人々にとって悲しみや嘆きを表す伝統的な方法でした)。
タマルのストーリーが悲劇的なのは、彼女自身、自ら孤立し、一生を悲しみの中で過ごしたからです。しかし神様に信頼すれば、あなたは癒しを受け取ることができます。神様の慰め、喜び、美しさ、そして力があなたのものになるのです
今日、神様からの癒しを祈ってください。この先、孤独と絶望感を抱いて過ごさないでください。これは神様のあなたへの約束です。
…シオンの悲しむ者たち(あなた)に、灰の代わりに頭の飾りを、悲しの代わりに喜びの油を、憂いの心の代わりに賛美の外套を着せさせるためである。彼らは(あなたは)、義の樫の木、栄光を現す主の植木と呼ばれよう。
質問
癒しの過程で、あなたはどんなことを学びましたか?