なぜそんなに大切なのか?
クリスチャンにとって、イースターは一年で最も大切な時です。イースターとは、イエスが死んでよみがえったことを思い出す時です。イエスが 私たちの罪の代わりに罰を受け罪の力に勝利 したのは、私たちが、罪の結果による死から自由にされるためです。
何が起こったのか?
以下の聖書箇所を読んでまとめてください。
話を終えたイエスは、自分の弟子だけに向かって口を開いた。(2)「明後日は過越だ。その日、人の子は十字架で殺されるために敵の手に渡る」(3)一方その頃・・・「うまく殺す手立てはないのですか?」大祭司カヤパの家では祭司長たちや長老たちが集まり、(4)人に見られることなくイエスを逮捕し、殺す方法はないものかと話し合う会議が行われていた。
続けてイエスはこう言った。「なぜ犯罪者を捕まえるかのように、剣やこん棒を持ってきた?わたしは逃げも隠れもせず、毎日、神殿で教えていたじゃないか。なぜそのときに捕まえない?(56)まあいい、聖書で預言者が記したことがすべて全うされるために起きたまでだ」その後、イエスの弟子はみなイエスを置き去りにして走って逃げていったのだ。
祭司長や最高審議会の議員たちはイエスの汚点をさっさと見つけて、死刑にする気満々だった。イエスは過ちを犯していた!とウソでもいい、そんな証言をする者を探しまわった・・・(60)しかし、ウソの証言を並べる者はたくさんいるものの、根拠が全くなく、最高審議会はイエスを死刑に処すだけの理由を見つけられずにいた。そんな中2人の者が現れ、(61)こう証言した。「この人は一度、神殿を壊し、それを3日で建て直すと言っておりました!」(62)すると、大祭司が立ち上がりイエスに言った。「彼らがあなたにとって不利な証言をしていますが。これらの訴えに対し、何か反論はございますか?それとも彼らの言っていることは真ですか?」(63)「・・・・・・」イエスは黙ったまま、一向に口を開かない。大祭司はまたイエスに言った。「生ける神に誓って真実を述べなさい。あなたは神の子、選ばれし王なのですか?」(64)イエスは答えた。「そう呼びたければどうぞ。ですが言っておきましょう。あなた方はいずれ、人の子が全能である神の右の座に腰をすえている姿を見る。そして、天の雲に乗ってやって来るのを目の当たりにします」(65)「んなッ、なんでずどォォォーー!」ビリビリビリィィィーー!大祭司は怒り狂って、自分の服を引き裂いた!「え゛ーーぃ!もう十分だ。これ以上の証言はいらん!みなさんも聞きましたね。今まさにこの耳で、この人が神を侮辱するのを!
夜明け頃のことだった。祭司長たちや長老たちが一堂に会い、イエスの処刑について決議をとっていた。(2)「閣下、騒動を起こしているイエスを連れてまいりました!」縄でつないだイエスを連れてきた祭司たちは、イエスをピラト総督の手に渡した。
「ふむ、お主はユダヤ人の王なのか?」目の前に立つイエスに問いかけるのはピラト総督。イエスは答えた。「そうとも言える」(12)しかし、祭司長や長老、ユダヤ指導者がする告発に対しては、断固として口を開かなかった。(13)ピラト総督はイエスに言った。「これだけ多くの者が訴えておるというのに、お主は黙っておるのか?」(14)弁解どころか、気にもしてない様子になおさら驚いたピラト総督であった。
ピラト総督は尋ねた。「な・・・なら、お前らはこの救い主と呼ばれるイエスをどうしてほしいというのだ?」すると、全ての人が言った。「十字架で殺せぇ〰〰〰〰!」じゅ〰じ〰か!じゅ〰じ〰か!!じゅ〰じ〰か!群衆は最も重い刑、十字架での処刑を求めてきた。(23)ピラト総督が言った。「なにィ・・・?なぜだ?こやつが一体何をしたと言うのだ?」だが、彼らはもっと大きな声で叫んだ。「十字架で殺せ〰〰〰!」(24)もはや、なす術なし。その様子から悟ったピラト。大暴動が起きてもおかしくないという状況に、水瓶をだし、みんなの前で手を洗った。彼が言った。「俺は、この人を殺すという罪には一切関与しない!全ての責任はお前たちにある!」(25)人々は答えた。「そう言われなくても彼の死の責任は全て私たちが取りますよ!私たちと私たちの子供たちのせいにして構いません!」(26)バラバを釈放すると、ピラトは兵士に命じた。「イエスをムチで打て!」そして、十字架刑にかけるために、兵士たちにイエスを手渡したのだった。
イエスらはゴルゴダと呼ばれる地へと連行された。(ゴルゴダとは「頭がい骨の地」という意味)(34)「これを飲め!」兵士が、痛みを和らげるために苦い薬を混ぜ合わせたぶどう酒をイエスの口もとに出したが、イエスは少し口をつけただけで、飲むことを拒んだ。(35)ーーカンッ、カンッ、カンッ、べチャッ・・・十字架に釘で打付けられたイエス。その傍らには・・・「おーし、サイコロで決めるぞ!行くぞー。そーらよっ!き、きたー!もーらいっと!」イエスの着ていた服を切り分け、誰がどの部分をもらうのか、兵士たちがサイコロを振っていた。(36)そのまま見張りとしてそこに残った兵士たち。(37)トン、トン、トンッ。イエスが架けられた十字架の上の部分には罪状を記した板が掲げられた ——「ユダヤ人の王・イエス」——(38)一緒に2人の犯罪者も十字架に釘づけにされ、1人はイエスの右側、もう1人は左側といった具合にイエスの両側に付けられていた。(39)そこを通りかかる人も、罵声を浴びせ、大きな身振りで(40)言った。「神殿を壊して3日で建て直すんですって?神殿の心配をする暇があったら、ご自身を助けてみたらどうだ?神の子なんでしょう?」
ブオオオオオ・・・・・・正午になると、国中が暗闇に包まれた!それが3時間続き・・・ (46)3時頃、イエスは残りわずかな力をふりしぼって叫んだ。「エロイ(わが神)!エロイ(わが神)!サバクタニ(どうしてわたしを見捨てたのか)〰〰!」(47)「お、おい・・・こいつ今、エリヤを呼んだぞ!」(48)1人の男が慌てて走り出したかと思うと、スポンジを手に取り、水を混ぜた酸味あるワインを吸わせて棒に結びつけた。そして、十字架の上のイエスへその棒を伸ばし、飲ませようとした。(49)だが他の人が言った。「放っておけ、預言者エリヤが現れ、助けるかどうか見てみようじゃないか!」(50)「ぐ、う゛あ゛〰〰〰〰〰〰」イエスは叫んだ!かと思うとそのままぐったりしてしまった!息を引き取ったのだ。(51)バ、バリバリバリィーー!と同時に神の存在と人を分け隔てていた神殿の幕が上から下まで勢いよく真っ二つに裂け、大地震が起き、岩という岩が砕けた。(52)さらには墓が開き、生前に神を心底愛していた人たちが死からよみがえった。(53)彼らはイエスの復活後、聖なる都(エルサレム)にいるたくさんの人の前に姿を現した。(54)「この方は、まことに神の子だった・・・・・・!」百人隊長やイエスを見張っていた兵士たちは、一連の出来事に縮みあがった。(55)ガリラヤ地方からイエスを気にして後を追ってきた女たちも、少し十字架から距離を置いたところからだったが、一連の出来事を見ていた。
なぜイエスは死んだのか?
イエスの死は、神を信じる全ての者を救うための神様の計画でした。 旧約聖書の預言には、イエスの死が明確に語られています。
例
私たちの聞いたことを、だれが信じたか。主の御腕は、だれに現われたのか。(2)彼は主の前に若枝のように芽ばえ、砂漠の地から出る根のように育った。彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく、私たちが慕うような見ばえもない。(3)彼はさげすまれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。人が顔をそむけるほどさげすまれ、私たちも彼を尊ばなかった。(4)まことに、彼は私たちの病を負い、私たちの痛みをになった。だが、私たちは思った。彼は罰せられ、神に打たれ、苦しめられたのだと。(5)しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。(6)私たちはみな、羊のようにさまよい、おのおの、自分かってな道に向かって行った。しかし、主は、私たちのすべての咎を彼に負わせた。(7)彼は痛めつけられた。彼は苦しんだが、口を開かない。ほふり場に引かれて行く羊のように、毛を刈る者の前で黙っている雌羊のように、彼は口を開かない。(8)しいたげと、さばきによって、彼は取り去られた。彼の時代の者で、だれが思ったことだろう。彼がわたしの民のそむきの罪のために打たれ、生ける者の地から絶たれたことを。(9)彼の墓は悪者どもとともに設けられ、彼は富む者とともに葬られた。彼は暴虐を行なわず、その口に欺きはなかったが。(10)しかし、彼を砕いて、痛めることは主のみこころであった。もし彼が、自分のいのちを罪過のためのいけにえとするなら、彼は末長く、子孫を見ることができ、主のみこころは彼によって成し遂げられる。(11)彼は、自分のいのちの激しい苦しみのあとを見て、満足する。わたしの正しいしもべは、その知識によって多くの人を義とし、彼らの咎を彼がになう。(12)それゆえ、わたしは、多くの人々を彼に分け与え、彼は強者たちを分捕り物としてわかちとる。彼が自分のいのちを死に明け渡し、そむいた人たちとともに数えられたからである。彼は多くの人の罪を負い、そむいた人たちのためにとりなしをする。
こういったことは、救い主である神が喜ぶ良いことなのだ。(4)神は全ての人が救われ、全ての人が真理を理解することを願っている。(5)私たちの神は唯一の神である。そして、人間と神との架け橋となる仲介役となる方がいる。その仲介役とは人間として現れたイエス・キリストのことだ。(6)何よりも価値ある自らの命を、全人類のために差し出すことで、人間と神との架け橋となってくれた!これぞ正しきタイミングで神が与えてくれた私たちへのメッセージだ!
なぜイエスは自分の命を捨てたのですか?
そう!神の偉大な愛は度肝を抜いていた。私たちがまだ自己中心的だった時、つまり神の敵だったときにキリストは私たちのために死んでくれたのだ。
なぜ神様はイエスが死ぬために彼をこの世に送ったのですか?
キリストは過ちを持たない。しかし、神は私たちのためにイエスを過ちとしたのだ。それはキリストを通して、私たちが模範となるためだ。神の約束を守る神の忠実さの模範だ!
イエスはどんな方法で私たちの身代わりになったのですか?
なぜイエスはよみがえったのか?
日が沈み、休日が終わった週初めの日。イエスの墓を見に行く、マグダラのマリアともう1人のマリアがいた。(2)すると突然、グォォォォォォォ!大地震が起きると同時に、空から王である神の天使が降りてきた。墓室の入り口にある巨大な石をゴロゴロと転がし、入り口を開けた天使は、そのまま巨大な石の上に腰かけた。(3)まるでカミナリのようにまばゆい天使の服は雪のようにまっ白だった!(4)ヒぃーー!墓の門番は天使に驚き、恐ろしさのあまり固まったまま気を失った。(5)すると、天使は女たちに声をかけた。「恐がらなくていいよ!十字架に架けられたイエスを探してるんでしょ?(6)でも、彼ならもうここにはいない!言っていた通り、死から復活したからね!疑うなら自分の目で確かめてみな!ほらここ!遺体はここにあったはず・・・ (7)いい?今からイエスの弟子たちのところへ行って。イエスは死から復活し、以前から言っていたとおり、ガリラヤ地方でみんなに会うのを待っているから!だから、弟子たちにそこでイエスと会うように伝えるんだ!」(8)恐れを抱える反面、溢れる喜びを抑えきれずにいた女たちは、すぐに墓から出ると、イエスの弟子たちのもとへと急いだ。(9)すると突然!「やあ!」イエスが女たちの前に現れた。イエスの前にひれ伏し、足に抱きつきながら、イエスを讃える女たち。(10)「安心しろ!さぁ、俺の兄弟たちのところへ行って、ガリラヤ地方へ行くように伝えてくれ。そこで会おう!」イエスは女たちに言った。
イエスが墓に葬られた3日後に何が起こりましたか?
イエスはあなた方に渡され、あなた方はイエスを殺した。私たちの掟をなんとも思っていないローマ人たちの手を借り、イエスを十字架につけたのだ。だが、神はこうなることを全て知っていた。ずっと前から神によって立てられた計画だったのだ。(24)イエスは死の苦しみを味わったが、神は死から彼を復活させて自由にした。死が彼を押さえつけることなんてできないのだ。
どのようにイエスはよみがえりましたか?
あなた達は霊的に死んでいた。自己中な性質を断ち切れないがために、神に繋がっていなかったのだ。しかし、神はイエスと共にあなた達に新たないのちを与えてくれた。そう!私たちの過ちを完全に赦してくれたのだ。(14)私たち人間は、神の掟を破って負債を負った。私たちには、掟を踏み外したその負債のリストが記録されてあった。しかし、神が私たちの負債を赦し、肩代わりしてくれたのだ。そう!罪状と罰則が記された記録書を十字架に釘づけにし、それを全て帳消しにしてくれたのだ!(15)イエスはその十字架でこの世の霊的な闇の支配者、権力者から力を取り上げ、大勝利を飾ったのだ!そして、このことが世界中に知れ渡るようにと、イエスはこの世の支配者たちを囚人として公にさらしたのだ。
イエスは死んでよみがえったことによって何を達成しましたか?
神は王であるイエスを復活させたのと同じ力で、私たちの体を死から復活させる。
なぜクリスチャンは永遠に生きることを確信できますか?
友達に聞こう
あなたにとってイースターはどんな意味を持っていますか?
イースターのメッセージにあなたはどのように応答しますか?
イースターについて他に何か質問はありますか?
実践
なぜイースターのメッセージがそんなに大切なのですか?
イースターのメッセージはあなたの人生にとって何を意味しますか?
どのように私たちはそれに応答しますか?
祈ろう!
主イエス様、私が犯した悪い行いをどうか赦してください。私が死ななくて済むようにあなたが代わりに死んでくれたことを感謝します。毎日、私が罪から解放されて生きることができるようにどうか助けてください。
覚えよう!
「そう!神の偉大な愛は度肝を抜いていた。私たちがまだ自己中心的だった時、つまり神の敵だったときにキリストは私たちのために死んでくれたのだ。」