イエスの復活は、イエスの身体的な変化と栄光です。ギリシャ語では”anastasis”という言葉で、立ち上がらせる、起こすという意味です。聖書には、イエスの復活に関する数々の絶対的な証拠が記してあります。
これは彼の死後のことだったが、彼は自分が生きていることを彼らに示し、様々な方法でそれを証明した。使徒たちはイエスが死から復活してからの40日間、何度もイエスを見たのだ。イエスは人々の前に姿を現すたびに神の王国についての話をした。
イエスは本当に死んだの?
数々の宗教的かつ、政治的な背景が、ユダヤ人たちやローマ総督、またポンテオ・ピラトに刺激を与え、イエスを殺すまでに追い込んでいったのです。そして、完全に息の根を止め、イエスは葬られたのです。その社会的背景があり、イエスの墓には厳重な警備体制が取られました。
1.
「この方は、まことに神の子だった・・・・・・!」百人隊長やイエスを見張っていた兵士たちは、一連の出来事に縮みあがった。
キリストは十字架に貼り付けになり死にました。この十字架での死が完全に遂行されたかどうかを見張っていたのは誰ですか?
2.
その夜のこと、アリマタヤ出身のヨセフが神殿の都エルサレムを訪れていた。彼は裕福でイエスを信じる者であり、アリマタヤからイエスを追って来ていた。(58)ピラト総督のもとへイエスの遺体を引き取りに願い出ると、総督は許可を出した。
イエスの体を十字架から下ろし、引き取ったのは誰ですか?
3.
イエスの体は何で包まれていましたか?
4.
その遺体をヨセフ自らが岩壁に掘った新しい墓室に埋葬し、巨大な石を転がして入り口を閉じると、その墓を去っていった。
墓は何を切って作られていましたか?
その前には何が転がしてありましたか?
5.
その日は休日に備える日。つまり、休日前日だった。翌日、祭司長やパリサイ派はピラト総督のもとへ行った。(63)「閣下!あの大嘘つきが生きていた時、『私は3日目に復活する』と言っていたのを思い出しました!(64)そこで、墓へ3日間の見張りをつけてみてはどうかと思いまして。奴の仲間が遺体を盗み出して、遺体が無いからイエスが蘇ったのだ!などとウソをつくこともあの連中ならやりかねません!そんな日には、あの大嘘つきについて言われたウソよりもタチの悪いウソが広まります!」(65)ピラト総督が言った。「では兵を連れて、墓室へ行きなさい。最善だと考える方法をとって構わん」(66)そこで彼らは墓へ行くと、石に封印をし、入り口をふさいで、兵士たちを墓の周りに配置し、誰からも盗まれないように守らせた。
ピラトはどのように墓を守りましたか?
当時の習慣では、監視に当たった16人のローマ人は最強の戦闘部隊で構成されていました。墓は、ローマの封印がついた正式な職権の元、厳重に塞がれていました。もし、その封印が解かれ、破られることがあればそれは、監視員たちの死を意味することに繋がるほどでした。
イエスの復活に関する数々の絶対的な証拠
1.
すると、天使は女たちに声をかけた。「恐がらなくていいよ!十字架に架けられたイエスを探してるんでしょ?(6)でも、彼ならもうここにはいない!言っていた通り、死から復活したからね!疑うなら自分の目で確かめてみな!ほらここ!遺体はここにあったはず・・・
墓が空だった。
2.
シモン・ペテロがやっと墓に着き、彼が中へ入ると、彼も床に置かれている亜麻布を見つけた。(7)また、イエスの頭に巻かれていた布も置かれていた。しかし、その布は亜麻布とは別の場所に丸めて置かれていた。
墓の布から体がなくなっていた。
3. 多くの証人
以下の聖書箇所から、証人を書きましょう。
a)
マルコ 16:9 ERV訳
イエスが死から復活したのは、週始めの早朝だった。復活したイエスは、まずマグダラのマリアの前に姿を現した。イエスに7つの悪霊を追い出してもらった過去を持つマリアだ。
ヨハネ 20:11-18 ERV訳
しかし、マリアは墓の外に立って泣いていた。彼女はしゃがみ込み、泣きながら墓の中をのぞいていた。(12)すると、イエスの体があった場所に白い着物を着た2人の天使がいた。1人はイエスの頭があった場所に座っていた。もう1人は足があった場所に座っていた。(13)天使たちがマリアに聞いた。「どうして泣いてるの?」マリアは答えた。「彼らが・・・私の主である方の遺体を持って行って・・・どこに彼を連れていったのか分からないのよ」(14)こう言った後にマリアが振り返ると、そこにはイエスが立っていた。しかし、彼女には彼がイエスだとわからなかった。(15)イエスは彼女に聞いた。「どうして泣いてるの?誰を捜してるの?」彼のことを庭の管理人か何かだと勘違いしていたマリアは、イエス本人にこう言った。「遺体を移したのはあなたですか?彼をどこに置いたのか教えてください。私が引き取りに行きます!」(16)イエスは彼女に言った・・・「マリア」すると彼女は彼に振り向いて、アラム語でこう言った・・・「先生!」(17)イエスは彼女に言った。「わたしにすがりつく必要はない!わたしはまだお父さんのもとに帰ってないんだ。でも、わたしの弟子たちのところへ行って、彼らにこう伝えてくれ!『わたしは、わたしとあなたのお父さんのもとへ帰る。あなたとわたしの神のもとへ帰る』と・・・」(18)マグダラのマリアは弟子たちのもとへ行き、彼らに伝えた。「あ、あ、あ、会いましたよ!先生に!」そして、彼女はイエスに言われたことを彼らに伝えた。
ルカ 24:10 ERV訳
彼女らとは、マグダラのマリア、サロメ、そしてヤコブの母マリアとその他数人たちだった。彼女たちは、使徒たちに起こった全てのことを伝えた。
b)
ルカ 24:34 ERV訳
使徒たちが彼ら二人に声をかけた。「イエスは本当に復活したんだって!シモンの前に現れたんだ!」
1 コリント 15:5 ERV訳
そして、イエスはペテロの前に姿を現わし、その後12人の使徒と会った。
c)
マルコ 16:12 ERV訳
その後、イエスの2人の弟子たちが田舎道を歩いていると、彼らの前にイエスが現れた。だが、イエスの姿は殺される前と同じような姿ではなかった。
マルコ 16:13 ERV訳
2人は、その他の弟子のもとに行って自分たちの前で起きたことを全て話した。それでもなお、弟子たちは信じようとしなかった。
ルカ 24:13-35 ERV訳
その日、イエスの弟子の2人がエルサレムから11kmほど離れたエマオ村に向かっていた。(14)彼ら2人は今まで起こった全てのことについてお互いに話し合っていた。(15)彼らがこれらのことを話していると、イエス自身がそばに来て、彼らと一緒に歩いた。(16)しかし、彼ら2人はその方がイエスであることを認識することが許されていなかった。(17)イエスは彼らに尋ねた。「歩きながら君たちが話している、それは何についてのこと?」すると2人は立ち止まった。彼らの顔はとても悲しみに溢れていた。(18)そして、彼らのうちの1人クレオパが言った。「あそこで起きたことを知らないやつなんて、エルサレムじゃあお前くらいだよ」(19)イエスが言った。「何のことについてなんだい?」彼らは言った。「ナザレ村のイエスのことだって。神と全ての人にとって、彼は偉大な預言者だった。彼は多くの力強い教え、また力強いことをしてくれた。(20)それなのに、俺たちユダヤ人の権力者や祭司長たちが彼を裁判官に引き渡し、彼を殺した。彼を十字架に釘付けにしたんだ。(21)俺たちは彼こそがイスラエルの国を解放する方だと信じていたんだが・・・こんなことが起きてしまった・・・彼が殺されてから今日で3日が経つんだが・・・(22)今日、知り合いの女性たちがすごい話をしてきたんだ!今朝早く、彼女たちはイエスの体が置かれた墓に行ったんだが、(23)そこで彼女たちは彼の体を見つけることができなかったんだ!彼女たちは俺らのところに来て、ビジョンの中で天使を見たとか言ってたな。そして、天使はイエスが生きていると言ったらしい!(24)だから、俺たちの仲間の何人かも墓を見に行ったんだが、彼女たちが言った通りだったらしい。彼らは、墓を見たのにイエスが見当たらなかったって・・・」(25)それからイエスは彼らに言った。「なぜ、預言者が記したことを理解し、全てを受け入れることがなかなかできないのか。(26)彼ら預言者たちは言っていたはずだ。救い主の栄光が来る前に、救い主はこういった苦しみを通らなければならないと」(27)それからイエスは自分自身について書かれた聖書箇所について説明し始めた。彼はモーセの書から始めて、全ての預言者がイエスについて記していたことを説明したのだ。(28)彼らはエマオ村の近くに着くと、イエスはあたかもそこに立ち止まるつもりはなかったように振る舞った。(29)だが彼らはイエスに残ってほしかったためイエスにお願いした。「もう日が暮れる。な~、いいだろ!今夜は俺たちのところに泊まっていってくれよ!」こうしてイエスは中へと入って彼らと時間を過ごした。(30)夕食を取るために彼らが食卓につくと、イエスはパンをとって神に感謝した。それからパンをちぎり、2人に渡した。(31)その瞬間・・・彼ら2人は許された。それは、その方が誰なのかということに気付くことが許されたのだ。だがその後イエスは姿を消してしまった。(32)彼らはお互いに言った。「彼が道で俺らに話しかけた時、俺らの中で燃えるような炎を感じたよな。聖書の本当の意味を説明してくれた時、ほんとに興奮したなー!!」(33)そこで彼らは立ち上がってエルサレムに戻った。彼らは、11人の使徒が仲間たちと集まっているところを見つけた。(34)使徒たちが彼ら二人に声をかけた。「イエスは本当に復活したんだって!シモンの前に現れたんだ!」(35)これを聞いた2人も興奮して道中で起きたこと、パンを分けてもらった瞬間にイエスだと気づいたことをみんなに話した!
d)
その日曜日の晩、弟子たちは一緒に集まっていた。彼らはユダヤの指導者たちを恐がって、ドアに鍵をかけていた。すると突然!イエスが彼らの間に立っていたのだ!イエスが言った。「平安がお前たちと共にあるように!」(20)彼がこう言った後すぐ、彼は自分の手とわき腹を彼らに見せた。弟子たちは王であるイエスを見て、すごく嬉しくなった。(21)それからイエスは、もう一度言った。「平安が共にあるように!お父さんが俺を送り出したように、俺もお前たちを送り出す!」(22)イエスは弟子たちに息を吹きかけた。「受け取れ!聖霊だ!(23)もし、お前たちが誰かの過ちを赦すなら、彼らの過ちは赦される。もし、お前たちがその過ちを赦さないのなら、彼らの過ちは赦されない」(24)トマス(双子と呼ばれた)も12人の弟子のうちの1人だが、イエスがやって来た時に彼は弟子たちと共にいなかった。
e)
それから1週間後のこと・・・弟子たちはまた共に家で集まっていた。トマスも彼らと共にいた。ドアには鍵が閉まっていたのに、イエスはまたやって来て彼らの間に立った。彼は言った。「平安が共にあるように!」(27)その後、イエスはトマスに言った。「ここに指を入れてごらん。俺の手を見てみるんだ。お前の手でわき腹を触ってみろ。疑うのはやめて、信じるんだ!」(28)トマスはイエスに言った。「わ、私の王、私の神よ!」(29)イエスは彼に言った。「お前は俺を見たから、俺を信じた。素晴らしい祝福は、俺を見ずに信じる者にある!」
f)
後になって、イエスはガリラヤ湖で自分の弟子たちの前にもう一度現れた。これがその時に起きたことだ・・・(2)シモン・ペテロ、トマス(双子と呼ばれた)、ガリラヤ地方のカナ出身のナタナエル、ゼベダイの息子2人、他にも2人の弟子が一緒にいた。(3)シモン・ペテロが言った。「俺、漁に行ってくるわ」他の弟子たちも言った。「それじゃあ、俺たちも行くよ」そこで、彼ら全員で出て行き、小舟に乗り込んだ。彼らは夜通しずっと漁をしたのに、何も獲れなかった。(4)翌朝の早朝、イエスが岸辺に立っていた。しかし、弟子たちはその人がイエスだと気付いていなかった。(5)そして、イエスは彼らに言った。「お前ら~!魚は捕れたか~?」「いやー、ダメだったー!」彼らは答えた。(6)イエスが言った。「なら、舟の右側に網を投げてみな!そこなら魚が捕れるぞ~!」彼らが言われた通りにすると、舟に引き上げられないほど大量の魚が獲れた!(7)その時だった。イエスにとても愛されていた弟子がペテロに言った。「あの男は主じゃないか!」主であると聞いたペテロは、自分の上着を体に巻いて(彼は仕事のため自分の服を脱いでいたのだ)水に飛び込んだ。(8)他の弟子たちは舟で岸まで進み、網の魚を岸辺にあげた。彼らの舟は岸辺からはそこまで遠く離れておらず、岸からは100mほどだった。(9)彼らが小舟から降りて岸に着くと、魚が炭火で焼かれていた。そこには食べるためのパンもあった。(10)すると、イエスが言った。「お前たちが獲ってきた魚を何匹か持って来てくれ!」(11)シモン・ペテロは小舟に行って、網を岸に引き上げた。大きな魚でいっぱいの網には、なんと153匹の魚が入っていた!しかも、そんなにもたくさんの魚が獲れたのにも関わらず、網は裂けていなかった。(12)イエスは彼らに言った。「こっちに来いよ、食べようぜ!」と。弟子たちは誰一人として恥をかきたくなかったので、「あなたは誰ですか?」とイエスに聞く者はいなかった。彼が主であることは彼らにもわかっていたのだ。(13)イエスはパンを取りに歩いて行き、そして彼らにそのパンをあげた。また、魚も同じように彼らにあげた。(14)これは、イエスが死から復活した後、彼が弟子の前に現れた3回目のことだった。(15)彼らが食べ終えた後、イエスはシモン・ペテロに言った。「ヨハネの息子シモン。俺に対するお前の愛はここにいる誰よりも大きな愛か?」ペテロは答えた。「王よ!愛してるよ。あなたはそれを知ってるじゃないか!」それからイエスが彼に言った。「俺の小羊たちの世話を頼もう」(16)もう一度イエスは彼に言った。「ヨハネの息子シモン。俺を愛しているか?」ペテロは答えた。「王よ!私が愛してることぐらい、あなたが知ってるじゃないか!」それからイエスが言った。「俺の羊たちの世話を頼もう」(17)イエスは再び言った。「ヨハネの息子、シモンよ。俺を愛しているか?」3回もイエスから「わたしを愛しているか?」と聞かれたペテロの心には悲しさがあった。彼は言った。「王よ!あなたは全部わかっているじゃないか。俺があなたを愛してるって知っているじゃないか!」イエスは彼に言った。「俺の羊の世話を頼む!(18)真実はこうだ!お前が若かったころ、お前は自分の帯を自分で結び、お前は行きたいところへ行った。だが、お前が歳をとれば他の誰かがその帯を結び、お前の行きたくないところへと彼らはお前を連れて行く」(19)(イエスはペテロがどのように死んで、神に栄光をもたらすかを示すためにこう言ったのだ)それから、イエスはペテロに言った。「俺についてこい!」(20)ペテロが振り返ると、後ろにはイエスにとても愛された弟子がいた。(この弟子は夕食の時、イエスに寄りかかっていてこう言った人だ。「主よ、あなたを差し出すのは誰ですか?」と)(21)ペテロはその弟子の1人が他の弟子たちの後ろにいるのを見て、イエスに聞いた。「主よ!彼は?彼はどうなんだ?」(22)イエスは答えた。「俺が戻ってくるまで、彼には生きていてほしい・・・。しかし、そんなことはお前にとって関係のないことだ。お前は俺についてくれば良い!」(23)こうしてイエスの弟子たちの間で、ある話が広まった。弟子たちが言っていたのは、この弟子は死なないのではないかということだ。だが、イエスは彼が死なないとは言っていなかった。イエスが言ったのは、「俺が戻ってくるまで、彼には生きていてほしい・・・。しかし、そんなことはお前にとって関係のないことだ」としか言っていない。
g)
そして、イエスは自分に従っていた人たち500人以上の前にその姿を現したのだ。その中の何人かはもう死んでしまったが、多くは今も生きている。(7)それから、イエスはヤコブの前に、そして全ての使徒の前に現れた。
h)
マタイ 28:16-17 ERV訳
11人の弟子たちはイエスに言われた通りガリラヤ地方へ向かった。(17)山の頂にイエスを見つけると、弟子たちは彼を讃えた。しかし、中にはまだ疑っている者もいた。
マルコ 16:19 ERV訳
王であるイエスがこれらのことを弟子たちに語り終えると、ブオーン・・・・・・彼は天に引き上げられ、神の右の座に座った。
ルカ 24:50 ERV訳
イエスは弟子たちを連れて、エルサレムからベタニヤ村の近くまでやって来た。そして、イエスは手を挙げて弟子たちを祝福した。
使徒 1:3-12 ERV訳
これは彼の死後のことだったが、彼は自分が生きていることを彼らに示し、様々な方法でそれを証明した。使徒たちはイエスが死から復活してからの40日間、何度もイエスを見たのだ。イエスは人々の前に姿を現すたびに神の王国についての話をした。(4)イエスは使徒たちと一緒に食事をしていた時、エルサレムを離れないようにと彼らに伝えた。「お父さんが送ってくれると約束した聖霊を受けとるまで、エルサレムから離れてはいけない!(5)洗礼者ヨハネは水で洗礼を授けたが、お前たちはもうすぐ聖霊による洗礼を受けるからだ!」(6)使徒たちはみんな集まっていた。すると、彼らはイエスに尋ねた。「イエス様!今度はあなたが再びイスラエルの人々に彼らの王国を与える時だということですか?」(7)イエスは彼らに言った。「それはお父さんが決めること。だから、お前たちが知る必要はない。(8)だが、聖霊が来ると、彼はお前たちに力を与える。お前たちは、エルサレム、ユダヤ全土、サマリア、そして世界のあらゆる場所でわたしのことを伝える証人となるのだ!」(9)イエスはこう言い終えると、天に引き上げられた!使徒たちが見ている目の前で、彼は雲の中に引き上げられ、見えなくなっていったのだ・・・(10)イエスが去っていくその姿を、そして、空を使徒たちは眺め続けた。すると突然、真っ白な衣を着た2人の男たちがそばに立っていた。(11)彼らは言った。「ガリラヤ出身のみなさん。なぜここに立って空を見つめているのですか?あなた方は、イエスがあなた方のもとから天に引き上げられたその光景をその目で見たでしょう。それと同じように、イエスはまた戻って来るのですよ」(12)使徒たちはオリーブ山を下り、神殿の都エルサレムまで1kmほどの道のりを歩いて帰った。
4.巨大な岩が動かされていた。
そんな話をしながら歩いていると墓が見えてきた。すると、入口を閉じていた大きな石が動かされているではないか。
5.イエスの敵も復活を否定しなかった。
女たちが、イエスの弟子のいる場所を目指している一方で・・・墓を見張る数名の兵士が都へ帰り、祭司長に事の全てを打ち明けた。(12)すると、祭司とそこにいた長老、ユダヤ指導者が策を講じはじめたのだ。「さあ、これで・・・」それは賄賂だった。彼らは、墓を見張る兵士に沢山のお金を手渡しこう言った。(13)「いいか!人々にはこう伝えろ・・・実際に起きたことは、夜、お前たちが寝ている間にイエスの弟子たちがやって来て、遺体を盗んだ。以上・・・!(14)もしこのことが総督の耳に入ったら・・・大丈夫!私たちのほうで話をつけておく。お前たちを問題には巻き込まないと約束する」(15)もらった金を懐へしまった見張りの兵士は、祭司の言う通りに従った。この話は今日に至るまでユダヤ人たちの間で語り継がれ、ウソが信じられている。
6. 弟子たちの変えられた人生。
聞く
イエスの死と復活に関して、何か質問はありますか?
実践
イエスが死から生き返ったことを知った上で、どの様に日々の生活の中で自信を持って、恐れず生きることが出来ますか?
祈ろう!
イエス様、十字架で私のために死んでくれてありがとう。あなたがきっぱりと死に打ち勝ったことを喜びます。
覚えよう!
だが、男が言った。「恐がらなくていいよ!十字架にかけられたナザレ村のイエスを探してるんだろう?彼ならここにはいないよ!死から復活したからね!疑うなら、自分の目で確かめてみな!ほら、ここ!遺体はここにあっただろ。」