私たちが、人々の上に手を置くとき、私たちの手は神様に繋がった電線の管のような働きをするのです。それをすることで、神様の働きを人々へ分け与えるようにするのです。手を置くことは、常に外向きに対しての働きで、人々のためであり、次世代を建てあげるために必要なものです。だからこそ、私たちは常に神様と繋がり続けることが大切なのです。
授け、分け与える分野:
6. 霊的なギフト(賜物)を分け与える
預言をすることと、手を置くことは、霊的なギフト(賜物)を分け与えるために行う2つの手段として繋がりを持っています。
1テモテ4:12
(12) 年が若いからといって、だれにも軽く見られないようにしなさい。かえって、ことばにも、態度にも、愛にも、信仰にも、純潔にも信者の模範になりなさい。
2テモテ1:6
(6) それですから、私はあなたに注意したいのです。私の按手をもってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。
ロ-マ1:11
(11) 私があなたがたに会いたいと切に望むのは、御霊の賜物をいくらかでもあなたがたに分けて、あなたがたを強くしたいからです。
自分の霊的なギフトの分野を見つけ、それについて話しましょう。教会を建てあげるために、それをどう使うことが出来ますか?
そのギフトの分野がもっと広がるように一緒に祈りましょう。
7.祝福を流す
以下の例は、手を置くこと、そして直接触れなくても、人々に手を向けることで、祝福を与えることが出来るということが示されています。
人々はどのように祝福されましたか?
(13) それからヨセフはふたりを、エフライムは自分の右手に取ってイスラエルの左手に向かわせ、マナセは自分の左手に取ってイスラエルの右手に向かわせて、彼に近寄らせた。
(14) すると、イスラエルは、右手を伸ばして、弟であるエフライムの頭の上に置き、左手をマナセの頭の上に置いた。マナセが長子であるのに、彼は手を交差して置いたのである。
(15) それから、ヨセフを祝福して言った。「私の先祖アブラハムとイサクが、その御前に歩んだ神。きょうのこの日まで、ずっと私の羊飼いであられた神。
(16) すべてのわざわいから私を贖われた御使い。この子どもたちを祝福してください。私の名が先祖アブラハムとイサクの名とともに、彼らのうちにとなえ続けられますように。また彼らが地のまなかで、豊かにふえますように。」
(17) ヨセフは父が右手をエフライムの頭の上に置いたのを見て、それはまちがっていると思い、父の手をつかんで、それをエフライムの頭からマナセの頭へ移そうとした。
(18) ヨセフは父に言った。「父上。そうではありません。こちらが長子なのですから、あなたの右の手を、こちらの頭に置いてください。」
(19) しかし、父は拒んで言った。「わかっている。わが子よ。私にはわかっている。彼もまた一つの民となり、また大いなる者となるであろう。しかし弟は彼よりも大きくなり、その子孫は国々を満たすほど多くなるであろう。」
(20) そして彼はその日、彼らを祝福して言った。「あなたがたによって、イスラエルは祝福のことばを述べる。『神があなたをエフライムやマナセのようになさるように。』」こうして、彼はエフライムをマナセの先にした。
(22) それから、アロンは民に向かって両手を上げ、彼らを祝福し、罪のためのいけにえ、全焼のいけにえ、和解のいけにえをささげてから降りて来た。
(50) それから、イエスは、彼らをベタニヤまで連れて行き、手を上げて祝福された。
(51) そして祝福しながら、彼らから離れて行かれた。
(52) 彼らは、非常な喜びを抱いてエルサレムに帰り、
マルコ 10:13
(13) さて、イエスにさわっていただこうとして、人々が子どもたちを、みもとに連れて来た。ところが、弟子たちは彼らをしかった。
マルコ 10:16
(16) そしてイエスは子どもたちを抱き、彼らの上に手を置いて祝福された。
8.ミニストリー(神様のための働き)を任命する
教会のリーダーたちは、教会で特定の役割を果たすために、聖霊で満たされた人を選び、任命することが出来ます
使徒6:1-6
(1) そのころ、弟子たちがふえるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちが、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して苦情を申し立てた。彼らのうちのやもめたちが、毎日の配給でなおざりにされていたからである。
(2) そこで、十二使徒は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。「私たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのはよくありません。
(3) そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにします。
(4) そして、私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。」
(5) この提案は全員の承認するところとなり、彼らは、信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、およびピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、アンテオケの改宗者ニコラオを選び、
(6) この人たちを使徒たちの前に立たせた。そこで使徒たちは祈って、手を彼らの上に置いた。
使徒13:1-3
(1) さて、アンテオケには、そこにある教会に、バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、国主ヘロデの乳兄弟マナエン、サウロなどという預言者や教師がいた。
(2) 彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、「バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい」と言われた。
(3) そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。
使徒14:1-3
(1) イコニオムでも、ふたりは連れ立ってユダヤ人の会堂に入り、話をすると、ユダヤ人もギリシヤ人も大ぜいの人々が信仰に入った。
(2) しかし、信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人たちをそそのかして、兄弟たちに対し悪意を抱かせた。
(3) それでも、ふたりは長らく滞在し、主によって大胆に語った。主は、彼らの手にしるしと不思議なわざを行なわせ、御恵みのことばの証明をされた。
使徒19:11-12
(11) 神はパウロの手によって驚くべき奇蹟を行なわれた。
(12) パウロの身に着けている手ぬぐいや前掛けをはずして病人に当てると、その病気は去り、悪霊は出て行った。
彼らはどのように教会に仕えましたか?
神様の働きのためにリーダーに権限を与えたり、任命するためには、確認のプロセスも要します。
(22) また、だれにでも軽々しく按手をしてはいけません。また、他人の罪にかかわりを持ってはいけません。自分を清く保ちなさい。
パウロは、どうしてすぐに手を置いてリーダーを任命することに対して、注意をしたのでしょう?
聞く
自分にはどのような霊的なギフトの分野が、与えられているかを確認し、話しましょう。
実践
自分のギフトや情熱を元に、どのように教会で仕え、自分の地域教会で、イエスの身体を建てあげていくことが出来ますか?
祈ろう!
イエス様、あなたの祝福の手で私の人生を満たして。私に分け与えられた霊的なギフトを教えてほしい。自信を持って、それを使って、人々に祝福を流したり、イエスの栄光のために使うことが出来るように助けてください。
覚えよう!
あなたが任職に当たって教会の長老たちの按手(頭に手を置いて祈る)を受けた時、神が預言を通して与えてくださった聖霊の賜物(神の恵みによって一人一人に与えられたもの)を大切にしなさい。