弟子たちの中には、あまり相応しくないような選択に見えた人でも、人が自然な目で見える範囲を越えて、イエスは彼らの可能性を見ていました。それどころか、弟子たちは、敬意があり、粘り強い精神があり、自己を犠牲にし、聖霊によって力を得る人たちになっていきます。
誰に可能性があるのか
以下の聖書箇所を読み、リーダーの可能性を持った人の特徴を書いてみましょう。
(10) 小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。
(26) 「わたしのもとに来て、自分の父、母、妻、子、兄弟、姉妹、そのうえ自分のいのちまでも憎まない者は、わたしの弟子になることができません。
(28) 塔を築こうとするとき、まずすわって、完成に十分な金があるかどうか、その費用を計算しない者が、あなたがたのうちにひとりでもあるでしょうか。
(29) 基礎を築いただけで完成できなかったら、見ていた人はみな彼をあざ笑って、
(30) 『この人は、建て始めはしたものの、完成できなかった』と言うでしょう。
マタイ20:28
(28) 人の子が来たのが、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためであるのと同じです。」
1ペテロ4:10
(10) それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。
誰がリードする準備が出来ているか
(1) さて、アンテオケには、そこにある教会に、バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、国主ヘロデの乳兄弟マナエン、サウロなどという預言者や教師がいた。
(2) 彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、「バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい」と言われた。
(3) そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。
どのような人が教会の中でリーダーとしての責任をもつ準備が出来ている人ですか?
1テモテ 3:1-7
(1) 「人がもし監督の職につきたいと思うなら、それはすばらしい仕事を求めることである」ということばは真実です。
(2) ですから、監督はこういう人でなければなりません。すなわち、非難されるところがなく、ひとりの妻の夫であり、自分を制し、慎み深く、品位があり、よくもてなし、教える能力があり、
(3) 酒飲みでなく、暴力をふるわず、温和で、争わず、金銭に無欲で、
(4) 自分の家庭をよく治め、十分な威厳をもって子どもを従わせている人です。
(5) ――自分自身の家庭を治めることを知らない人が、どうして神の教会の世話をすることができるでしょう――
(6) また、信者になったばかりの人であってはいけません。高慢になって、悪魔と同じさばきを受けることにならないためです。
(7) また、教会外の人々にも評判の良い人でなければいけません。そしりを受け、悪魔のわなに陥らないためです。
1テモテ 3:8-13
(8) 執事もまたこういう人でなければなりません。謹厳で、二枚舌を使わず、大酒飲みでなく、不正な利をむさぼらず、
(9) きよい良心をもって信仰の奥義を保っている人です。
(10) まず審査を受けさせなさい。そして、非難される点がなければ、執事の職につかせなさい。
(11) 婦人執事も、威厳があり、悪口を言わず、自分を制し、すべてに忠実な人でなければなりません。
(12) 執事は、ひとりの妻の夫であって、子どもと家庭をよく治める人でなければなりません。
(13) というのは、執事の務めをりっぱに果たした人は、良い地歩を占め、また、キリスト・イエスを信じる信仰について強い確信を持つことができるからです。
教会のリーダーの特性をリストアップしましょう。
弱い者に「私は強い」と言わせよう
自分自身の可能性が見えない人に、以下の聖書箇所は何と言っていますか?
(10) あなたがたの鋤を剣に、あなたがたのかまを槍に、打ち直せ。弱い者に「私は勇士だ」と言わせよ。
(26) 兄弟たち、あなたがたの召しのことを考えてごらんなさい。この世の知者は多くはなく、権力者も多くはなく、身分の高い者も多くはありません。
(27) しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。
(28) また、この世の取るに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。
(14) わたしがあなたがたに命じることをあなたがたが行なうなら、あなたがたはわたしの友です。
(15) わたしはもはや、あなたがたをしもべとは呼びません。しもべは主人のすることを知らないからです。わたしはあなたがたを友と呼びました。なぜなら父から聞いたことをみな、あなたがたに知らせたからです。
(16) あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。
(17) あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。
友だちに聞こう
リーダーになることについて、何を学びましたか?
自分自身の可能性を見ていますか?
このスタディーが、リーダーの可能性を持った人を割り出す助けになると思いますか?
実践
あなた自身の次のステップは何ですか?
祈ろう!
王イエス、人生の全ての分野で良いリーダーになりたいです。自分の可能性を育てることを助けて。そして、他の人もそれぞれの可能性を育てることが出来るように助けたい。
覚えよう!
「人がもし牧師になりたいと願うなら、それはすばらしいことである」ということばは真実です。