コネクトグループリーダーのトレーニング

ステップ6: 新しいコネクトグループを立ち上げる



新しいコネクトグループ立ち上げるプロセス

A. すべてのコネクトグループリーダーは、グループとしての強さ、そして人数の部分での成長にコミットしている必要がある。

B. 次のリーダーは、ハブリーダーと相談した上でのみ、選び、アプローチするべきである。

C. 新たにスタートさせるのにふさわしいタイミングかどうかを見極める。(新しいグループをはじめるために、リーダーが準備されていること。)

D. 2つの健康的なコネクトグループに増殖させるために十分なレギュラーメンバーがいることを確認する。(それぞれ5~6人のメンバーがいること)

トレーニングのプロセス

トレーニングとは「模範を示す」ということに尽きる。模範を示すための3つの簡単なステップ:

  • あなたが模範を示し、彼らが見る。(「なぜ」そうするのかを説明)
  • 彼らが実践する。あなたはその様子を見守る。 (後にフィードバックすることを事前に伝える。)
  • 今度は、彼らだけでやってみる。

模範を示すプロセス

何の模範を示す?
A. 素晴らしい質問をする方法の模範を示す
スタディーの内容について、3つの異なるタイプの質問をすることが出来る。

Closed Questions – いつ、何、どこ、誰(答えは、Yes / No、または一言で答えられる)

Open Questions – なぜ(「なぜ」は、彼らが内容についてどう考えているかを知ることに繋がる)

Wide Open Questions – どう?(これについて、どう感じる?「どう」は、彼らが内容に関して、どう感じているかを知ることに繋がる。)ここから、祈りや適用に繋げることが出来る。

具体例:
こういうわけで、今は、キリスト・イエスに属する人が罪の宣告を受けることはありません。なぜなら、いのちを与える御霊の力が、罪と死の悪循環から解放してくれたからです。
ローマ8:1-2 JCB

 

焦点をあてること:
恵み、自由、 神様の子どもであること

 

質問:
Closed – これは誰のために書かれた?(信じる人たち)
信じた人たちはどうなった?(自由にされた)
Open – イエスはどうして彼らを自由にしたの?(彼らを愛しているから)
Open Wide – これについて、どう感じる?(*ここで基本的な原則を定めてシェアしてもらおう。時間制限など)
まとめ – ただスタディーを終わらせるのではなく、祈りと適用に繋げる。

 

コツ:
バカな質問なんてものはない。

忍耐して、メンバーが答えることができるように時間をあげよう。答えたくない場合、またはもう少し考えたい場合は、パスしても良い。特にWide Openの質問の場合、もっと考える時間が必要であれば、後から、その人に答えてもらうことも出来る。

シャイな人には、Closedな質問をして、答えることに慣れるように手助けしよう。

おしゃべりな人は、短くシンプルに答える方法を示したり、他の人が答えるのを待っている間を助けてくれる。

B. 異なるタイプの人たちを上手にまとめる方法の模範を示す

    1. 人々は素晴らしいということに気づく。

 

    1. 異なるタイプの人たちを上手くリードしたいという思いを持つ。 コネクトグループは、このスキルを、実際に観察して、学ぶのに最も適した場所。

 

    1. チームを建て上げる者になり、チームの価値観をグループにシェアする。 価値観は、シンプルな祈り、ジャーナル等。その他の価値観は、誰もが話すチャンスがあるべき、など。だからこそ、それに適した時間制限を設定する必要があることを伝える。推奨されているランシートを確認し、グループには事前にガイドラインを伝える。

 

    1. 良い質問をする。

 

    1. 以下の2つのタイプの人たちを理解する。
      a) おしゃべりな人
      おしゃべりな人には、着火剤のような働きをしてもらおう。つまり、このようなタイプの人たちは、最初の質問に答え、場を和やかにすることでリーダーを助けてくれる。そこからは、質問をバウンスさせ、あまり話さない人に聞きやすくなる。「ジェニー、みかが言ったこと、どう思う?」おしゃべりな人には、時間のガイドラインに沿うことで、リーダーを助けてもらうようにお願いしよう。「このグループにあなたがいてくれて、本当に祝福だよ。時間制限を守ることで、さらに助けてくれる?良い?」さらに説明することで同意を得よう。「私と一緒にチームとして、やっていこう。私のゴールは、みんなが発言出来るように助けること。それを一緒に助けてくれる?」ただ自分の意見を述べるだけではなく、他のメンバーも励ますことをも助けてもらおう。そのためにも、短くシンプルな答え方の模範を示し、あまり発言することが得意ではない人にも、答えやすい雰囲気を作る。b) 静かな人
      静かな人には、短くてシンプルな聖書箇所を読んでもらおう。
      質問もシンプルであるべき。Closedな質問から始める。「これは弟子たちだけ?それともみんなのため?」「みんなのためだと思う」と答える。そこで、ぜひ「その通りだね、そう!みんなのため」と答えてくれたことを励まそう。勝利を増やすこと。間違った質問や答えなんてものは、ないということを覚えていよう。誰かの答えから、バウンスして、他の人に「それについてどう思う?」って聞くことが出来る。

 

  1. ゴールを持つ
    • 全員が何かを発言し、それぞれが自分は大切な存在だと感じることができるように、会話を上手に促す。
    • 神様がこのセメスターにあなたのグループに連れてきてくれた素晴らしい人々のために祈る。
    • どんなときでも話のポイントに戻す準備をしておく。「コネクトグループが終わったら、その話をしよう。」何度も話を脱線させる人が1人でもいると、他のメンバーも興味を失いはじめてしまう。メンバーには励まされたという思いと、霊的な価値があり、時間通りに進んだ素晴らしいコネクトグループだったからこそ、次の週に参加したいという思いで帰ってほしい。
    • 人々を上手にまとめることが出来るリーダーたちから、助けを求める。コツを聞く。「こういう場合はどうしてる?」または、自分のやり方を見てもらう機会があれば、フィードバックを聞いてみよう。

C. コアとなるスタディーを教える模範を示す
(ブルーブックから、洗礼、ジャーナル、シンプルな祈り、 クリーンハート(きれいな心)、性的にピュアを保つためのスタディー)

D. オンラインのデータベースレポートを出す方法の模範を示す

建て上げるプロセス

A. ビジョンを持ち、語る!

B. 招待して繋がる(チームワーク) – コネクトグループにチームとして動き、人々にリーチアウトしていけるように励まそう。一貫して参加しているメンバーに新しい人と繋がることを助けてもらおう。コネクトグループとして新しいメンバーとつながることで、その人は受け入れられたことを実感できる。それと同時に、いつも参加しているメンバーたちも、コネクトグループにおける自分の存在意義を再確認できる。

C. シェアして、お祝いする – 良いニュースや勝利、祈りに答えられたストーリーをグループとシェアする。これを通して、人々の人生に触れたり、グループを励ますことができる。

D. Lifehouse DNAとドリームチーム – メンバーたちにLifehouse DNAをやってみたいかどうか聞こう。自分のギフトを使って、ドリームチームで仕えることを考えるよう励まそう。

E. コミュニティーを築く – コミュニティーコネクトグループへの参加に興味があるかメンバーたちに聞こう。