キリストにある新しいアイデンティティー
そして、聖霊に導かれるままイエスは荒野へと向かった。そこには悪魔の誘惑がクモの巣のように張り巡らされていた。(2)グゥゥゥゥ・・・40日間、何も口にしていないイエスはひどい空腹に襲われていた。(3)すると、悪魔が誘惑を仕掛けてきたのだ。「おやおや、かわいそうに。キミが本当に神の息子なら、この石に『パンになれ!』と命じたらいいさ」(4)イエスは答えて言った。「『人は飯だけでは生きていけない!神の与える全てのことばによって生きる』と聖書にある」——【申命記8:3より引用】(5)すると悪魔は、イエスをエルサレムの神殿で最も高いところに連れて行き、都を一望させた。(6)「もしキミが神の子なら、ここから飛び降りてごらん!キミが大好きな聖書にはこうあるよ!『♪神は自分の天使に、お前を守るように命じる。岩に足をぶつけないように、彼らの手はあなたを受け止めてくれる』」——【詩篇91:11-12より引用】(7)すると、イエスは答えた。「だが、聖書箇所はこう言っている。『あなたの王である神を試してはならない』」——【申命記6:16より引用】(8)悪魔が次にイエスを導いた場所は、高い山の頂。そこで見せられたものは・・・お遊び・・・お城・・・お金・・・美食・・・美女・・・名声と、この世のありとあらゆる国の華やかな暮らしを見せた。(9)悪魔が言った。「ワタシにひざまずいて拝むだけでこれを全てあげよう!」(10)「失せろ!悪魔!『天の王である神のみに忠誠をつくし、讃えるべきだ』と聖書にある」——【申命記6:13より引用】(11)(ぢ、ぢぐじょぉぉぉ、覚えておれぇぇぇ)そして、悪魔がイエスから逃げるように去ると、40日の誘惑を乗り越えたイエスのもとに、イエスに仕えるための天使たちが現れた。
では、悪魔がどのようにイエスのアイデンティティーを試したかを読むことができます。悪魔がイエスを試すたびに、イエスは必ず神様の言葉を使って自分のアイデンティティーについての真理を守りました。私たちのアイデンティティーも同じように試されます。ですから、イエスと同じように私たちも神様の言葉を使って、イエスにある私たちのアイデンティティーを守る必要があります
私は受け入れられている
以下の聖書箇所を読んで、自分に置き換えてみましょう。
多くの人が彼を受け入れ、彼を信じた。神はこの人たちに神の子供となる権利を与えてくれた。
もうこれ以上、俺はお前たちのことを召使いとは呼ばない。なぜなら、召使いは主人のしていることを知らないからだ。だが今は、お前たちのことを友と呼ぶ。なぜなら、俺のお父さんが話してくれたことを、全部お前たちに聞かせたからだ。
そう!私たちは、神の約束を信じることによって受け入れられた。私たちの王であるイエス・キリストを通して神と平和が結ばれたのだ。
あなた達の体は神が贈ってくれた聖霊の家であって、彼がその中に住んでいるんだ!あなた達は、あなた達自身のものではない。(20)あなた達は代償が払われて神のものとされたんだ。だから、その体をもって神の素晴らしさのために輝かせるんだ!
教会はキリストの体であって、1人1人がその器官なんだ!
初めから神はイエスをとおして私たちを養子とし、私たちを神の家族に迎え入れようと決めていた。これは神の望みだったからこそ、神は喜んでそうしてくれたのだ。
そのひとり子を通して暗闇から解放され、自由を得たということは、私たちがおかした全ての過ちが完全に赦されたということだ!
そしてイエスに属するがゆえに、あなた達は必要なすべてを手にしている!どんな権利や力もイエスの下にあるからだ。
どの聖書の言葉があなたにの心に一番響きましたか?
私は安心
話し合う-不安は私たちの生活にどのような影響を与えますか?
以下の聖書箇所を読んで、自分に置き換えてみましょう。
だからこそ、今やイエス・キリストに属する人は誰であっても死の判決を受けることはない!(2)なぜなら、あなた達にいのちをもたらす「霊の掟」がイエス・キリストを通して、過ちと死をもたらす「掟」からあなた達に自由と解放をくれるからだ!
そして私たちは知っている・・・人が神を愛して神の計画どおりに歩んでいるなら、神の霊が全てのものに働き、全てのものが意味のある良いものへとなることを知っている!
これら全ての事について何と言うべきだろうか・・・?神が味方なら誰が私たちの敵となるのだろうか?
では、いったいどこの誰が、どんな人が私たちをキリストの愛から引き離せるのか?困難や災難、また迫害が引き離すのか?飢えや破産、危険や死が私たちを引き離すことができるのか?
神はあなた達の中で良いことを始めた。そして、その良い行いは完成するその時まで、またイエス・キリストが戻って来るその時まで続けられることを私は確信している。
だから今、あなた達ユダヤ人以外の者たちは、まったく知らぬ人同士でもなければ外国人でもない。それどころか、同じ神の聖なる人々の国民となったのだ。そう!簡単に言えば神の家族の一員であるということだ。
私たちは大祭司であるイエスと共に、自由かつ大胆に神の恵みを求め、神の王座に近づくことが出来る。そこで私たちは、私たちが必要なあわれみや優しさを受け取ることが出来るのだ。
神の子とされている人は、過ちを犯す習慣がなくなることを知っている。ひとり子がそこから守ってくれるから、悪魔は私たちに指一本触れることができないのだ。
どの聖書の言葉があなたにとって特別ですか?それはなぜですか?
私は価値がある
話し合う-なぜ私たちは自分に価値があると感じることが大切ですか?
以下の聖書箇所を読んで、自分に置き換えてみましょう。
(13) あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。もう何の役にも立たず、外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。
(14) あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。
イエスが言った。「俺が本当のぶどうの木であり、俺のお父さんは庭師だ。(2)お父さんは実のならないわたしの枝を全て切り落とす。また、お父さんは実を生ならせるために全ての枝の刈込みをし、もっと実が生なるように準備をする。——【「切り落とす」とは、「持ち上げる」という意味もある。枝を縛り保護することで2年目の実りを待ち望む】【枝とはイエスについていく者たちのこと】(3)お前たちはすでに、俺が与えた教えによって、もっと多くの実を生らせる準備ができている。(4)俺と一緒に繋がっていろ。そうすれば、俺もお前たちと繋がっていられる。枝は自分だけで実を生らせることはできない。幹に繋がってなければならないのだ。それはお前たちも同じだ。お前たちは自分だけで、実を生らせることはできない。お前たちは俺と繋がっていなければいけないのだ。(5)俺はぶどうの木であり、お前たちは枝だ。もしお前たちが俺と繋がっているなら、お前たちはたくさんの実を結べるだろう。だが、俺から離れたら、お前たちは何もできなくなる。
お前たちが俺を選んだのではない。俺がお前たちを選んだのだ。そして、俺はお前たちにこの仕事を与えた。それは出て行って、世に残る実を生らせることだ。それからお父さんは、お前たちが俺の名によって求めるものは何でも与えてくれる。
だが、聖霊が来ると、彼はお前たちに力を与える。お前たちは、エルサレム、ユダヤ全土、サマリア、そして世界のあらゆる場所でわたしのことを伝える証人となるのだ!」
救い主の中にいる人は誰でも新しく創られた人だ。古いものはどっかへ行ってしまった。ほら!全てが新しくなった!(18)このことは全て、神から起こった。救い主を通して神は自分自身と私たちを結び直してくれた。そして神は、その仲直りのチャンスを人々に届ける仕事を私たちに託してくれたのだ。
そう!神はイエス・キリストと一緒に私たちを死から復活させ、天の座に座る救い主と共にいさせてくれたのだ。
神は私たちをこうして造り、イエス・キリストに属する人々をキリストの中で新しい者として造り変えてくれたのだ。そうすることで私たちは、既に神が用意してくれた素晴らしい計画の中で良い行いをすることが出来るのだ。
救い主キリストさえいれば、何とかなる!イエスが状況に耐えられるその力を私に与えてくれるからだ。
今日、どの聖書の言葉があなたの心を動かしましたか?
友達に聞こう
あなたの生活を変えた聖書の言葉について話し合ってください。
実践
この真実から、私たちはどのように自分に自信をつけることができますか?
そして自分をどう変えていくことができますか?
祈ろう!
主イエス様、私を新しく造り変えてくれたことに感謝します。あなたに受け入れられ、また、心の安定が得られ、自分の人生には価値があると分かったことに感謝します。私は___________であることを信じます。感謝します。
覚えよう!
今日の学びの中から覚える聖書箇所を選んでください。